「しょぼい起業で生きていく」を読んだ感想
今日も一日おつかれさまです!
最近チコちゃんが何でも教えてくれるので、
テツandトモのネタに影響出ていないか心配しているピロシキです!
今日は本の感想をつらつら書きたいなと思います!
この本を読んだきっかけは単純にタイトルに惹かれました(笑)
しょぼい起業ってなんだよっていう感じです!
内容について
この本は「就職活動なんてやってられない」、
「そもそも毎朝、決まった時間に起きてスーツ着て満員電車に乗って会社に通うのが無理」という理由で起業をした筆者がリサイクルショップとバーを経営してどのように成功したのかと、このメソッドで別の若者が喫茶店経営をするところまでのサクセスストーリーが語られています。
本の読んだ感想
この著者の「しょぼい起業」の定義は自分の生活の足しになるものを事業として行い、
余った分を他人に売って利益にするという考え方です。
本の中の一例として農家が紹介されており、ふだん食べている野菜の生産を行い、余った分を販売するというものです。
これをリサイクルショップで考えると、自分に必要なものをリサイクルショップとして手に入れて、余った分は他人に売るという発想です。
この考え方を読んで、良い意味でまるで江戸時代や昭和初期のような考え方の起業だな~と思いました!
確かに現代人が起業するとなれば、繊密な計画書を作り、銀行から融資を受けて、一等地で大々的に店をオープンすることをイメージすると思います。
しかし生きていく為にそこまで本当に必要なのか?もっと気軽に商売をしていた人たちはそこまで考えていなかったのでは?と思わされました。
ただ、なぜこの考え方が衰退していったかを考えると、
当時の個人の力では大企業に勝てなかったからだと思います。
イオンの登場で昔ながらの商店街がどんどん潰れていったのは記憶に新しいかなと。
ではなぜ筆者は成功したを考えると、
ブログとTwitterでバズらせる事が出来たからか一番でかいと思います。後半で出てくる別の若者もTwitterによる成功が語られています。
個人で出来る能力が増えた時代であることを再確認するとともに、
今までのメソッドが陳腐化し、逆に昔のメソッドが蘇る
そういう変化の時代に来たのかもしれませんね。
新しい着眼点のきっかけを得られてよかった反面、やや内容が薄いと感じたので
下記評価にしました。
この本のおすすめ度★★☆☆☆
ではまた!